こんにちは!今回は、多くの人が疑問に思う「デニム・ジーンズの洗濯は必要なのか?」について解説します。
「ジーンズは洗わないほうがいい」という意見もあれば、「衛生的に定期的に洗うべき」という意見もあります。
このテーマには、それぞれの理由やメリットがあるので、詳しく掘り下げていきます。
結論:デニム・ジーンズは正しい方法で洗うのがベスト
結論から言うと、デニム・ジーンズは洗濯が必要です。
ただし、頻度や洗い方について注意することで、ジーンズをより長持ちさせたり、風合いを楽しむことができます。

自分がどんなデニムを履いていきたいかで洗う・洗わないかを考えて判断がベスト
1.洗わない派の主張
デニムを洗わない派の意見を以下にまとめました。
- 過度な色落ち・陰影・ヒゲが育たない
- デニムの風合いを保ちたい
- バクテリアの分解効果
- デニムブランドや専門家の意見
1-1. 過度な色落ち・陰影・ヒゲが育たない
ジーンズに使われるインディゴは、摩擦・紫外線・空気酸化に弱い繊細な染料。
洗う干す行為でインディゴを剝ぎ落す原因となります。
1-2. デニムの風合いを保ちたい
デニムは、洗濯を繰り返すと色落ちや縮みが起こることがあります。
この色落ちや履き込んでできるヒゲ・アタリ(色が薄くなる部分)を楽しみたい人は、「洗濯は避けるべき」と考えることが多いです。
1-3. バクテリアの分解効果
デニムの繊維に付着する汚れや臭いの原因となるバクテリアは、空気中で自然に分解されることがあります。そのため、「洗わずに風通しの良い場所に干しておけば大丈夫」という意見もあります。
1-4. デニムブランドや専門家の意見
一部のデニムメーカーやジーンズ専門家は、「最初の6か月間は洗わないほうが良い」と推奨しています。これは、デニムを履き込むことで自分だけの色落ちを楽しむためです。
しかし、洗うor洗わないはメーカーの思考でも大きく変わりますので、様々な意見を参考にして判断がおすすめです。
洗う派の主張
デニムの洗う派の意見を以下にまとめました。
- 素材を長持ちさせる
- 衛生面が気になる
- 衣服全般の清潔感を保ちたい
2-1. 素材を長持ちさせる
デニム・ジーンズは油分に弱い「コットン」を素材としています。
皮脂や汗がジーンズに吸収され、細菌やカビが増殖します。
細菌やカビが発生したジーンズを洗わずに穿き続けると、細菌やカビがどんどん増殖し、生地の繊維を食べてしまうのです。
特に綿糸・横糸が溶けると言われています。
2-2. 衛生面が気になる
特に夏場や汗をかくシーズンは、デニムに臭いや皮脂汚れがたまりやすいです。
放置すると菌が繁殖する可能性もあるため、定期的な洗濯が必要です。
2-3. 衣服全般の清潔感を保ちたい
デニムは肌に直接触れるアイテムです。
他の衣類と同じように、清潔に保つことが重要だと考える人も多いです。
キムタクでもデニムは汚れる!
無類のデニム。ジーンズ好きの元SMAPの木村拓也さん。
ビンテージのデニムをYouTubeで洗っている動画を是非拝見してみましょう。



また手洗いするようになりました。
体験談を紹介



長く濃淡のあるデニムを履くためにも、衛生的にも定期的に洗うようにしました。




今回、洗濯したデニムは2年程、洗濯していなかったためかなり汚れています。
この汚れが結局、デニムの素材を悪化させるのであれば、マイナスしかないですよね。


結果、過度な色落ちなくデニムを洗うことができています。



デニムを洗うときのポイント・注意点
デニムを洗濯する際には、以下の点に注意することで、生地を傷めずに長持ちさせることができます。
- 裏返して洗う
- ぬるま湯~冷水で洗う
- 洗剤はデニム専用や中性洗剤を使用
- 手洗いか、洗濯機の弱水流モードを使用
- 乾燥機は避け、陰干しをする
- 脱水をするときはネットに入れる
- ピンチハンガーに逆さまで干す
- 日陰に干す
- 基本的には単独洗い推奨



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