「部屋が映画館になる!」
「コードがなくてスッキリ!」
SNSやテレビで見て、憧れを抱いている人も多いPopIn Aladdin 2(ポップインアラジン2)。
照明とプロジェクターとスピーカーが合体した、まさに夢の家電です。
でも、値段を見て一旦冷静になりますよね。
「10万円以上出して、もし使わなかったらどうしよう…」
「テレビの代わりになるって本当?」
今回は、良いところばかりじゃなく、「ここがダメだった!」「こういう人は後悔する!」というリアルなデメリットを包み隠さず解説します。
さとしポチる直前、私の指も震えました…。
だって値段が高い!!
失敗談こそ先に知っておきたかった…。
1. そもそも「いらない」と言われる理由は?後悔ポイント5選
結論から言うと、「テレビと全く同じ感覚」で買うと後悔します。
実際に使ってみて分かった、「ここは覚悟しておけ!」というポイントをまとめました。
① 昼間はやっぱり見にくい
プロジェクターは「黒い色」を投影しているのではなく、「光を当てないことで黒を表現」しています。
つまり、部屋が明るいと「黒」が「薄いグレー」になってしまうんです。
- 昼間のバラエティ番組:字幕は見えますが、映像全体が白っぽくモヤがかかった感じになります。
- 映画(特にホラーやバットマン系):暗いシーンは何が映っているか全く見えません。自分の顔が画面に反射して映るだけです。
遮光性の高いカーテンで閉め切れば解決しますが、「天気のいい休日の朝、日差しを浴びながらニュースを見る」という爽やかな使い方は諦めてください。



映画やドキュメンタリーなどの描写がわかりずらいのがテレビに比べるとってなります。
② 「壁」の条件が意外と厳しい
「壁ならどこでも大画面」は大間違いです。
PopIn Aladdin 2は、シーリングライト(天井の引掛シーリング)の位置から壁までの「距離」で画面サイズが決まります。
- 壁まで1mしかない ➔ 40〜50インチくらい(テレビと変わらないサイズ)
- 壁にエアコンやドアがある ➔ 投影スペースがさらに小さくなる
- 天井に梁(出っ張り)がある ➔ 画面の上部が欠けて影になる
特に賃貸マンションによくある「天井の梁」。
これのせいで「せっかく買ったのに、画面を床スレスレにしか映せなかった」なんて悲劇も
③ ゲーム(FPS・格ゲー)は無理!
別売りのAladdin Connector(アラジンコネクター)を使えばSwitchなども接続できますが、これはHDMIの映像をWi-Fiで飛ばす仕組みです。
そのため、どうしてもコンマ数秒の遅延(ラグ)が発生します。
- RPG・どうぶつの森・桃鉄:問題なし。楽しく遊べます。
- スマブラ・スプラトゥーン・FPS・音ゲー:無理です。 ボタンを押してからワンテンポ遅れて動くので、ストレスでコントローラーを投げたくなります。



マリオカートで遊んでみましたが、カーブのタイミングが微妙にズレて壁に激突しまくり。ガチ勢には絶対におすすめしませんww
④ テレビを見るには「Wi-Fi」が命綱
「壁にアンテナ線を挿せば映る」テレビとは仕組みが違います。 テレビを見るには、推奨されているレコーダー(nasneなど)と連携し、Wi-Fi経由で映像を受信する必要があります。
つまり、家のWi-Fiが弱いと、テレビ映像が止まります。
⑤ 起動まで「約40秒」の壁
テレビは電源ボタンを押して1〜2秒で映りますよね。
でもPopIn Aladdinは、あくまで「Androidを搭載したパソコン」のようなもの。
- リモコンの電源オン
- ロゴが出てきてOSが起動(約20〜30秒)
- フォーカス(ピント)の自動調整
- アプリを選択して起動
画面が映るまでに、トータルで40秒〜1分弱かかります。
「あ、今のニュース見たい!」と思ってつけても、映った頃には次の話題にいっています。この「もっさり感」に耐えられないせっかちな人は要注意です。
2. じゃあ、誰におすすめなの?(いる人・いらない人)


デメリットを並べましたが、それでも私は「買ってよかった」と心から思っています。
向き・不向きがハッキリしている家電。
「いらない」のはこんな人
「絶対ハマる」のはこんな人
3.デメリットを吹き飛ばす「4つの神メリット」


散々「ここがダメだ」と言いましたが、それすらも覆すメリットも沢山あります。
なぜなら、PopIn Aladdinには、不便さを補って余りある「魔法のような体験」があるからです。
① テレビが消えて、部屋がモデルルーム化した
- 配線ゼロ(天井につくだけだから)
- テレビ台ゼロ(床が広々!)
- 生活感ゼロ
6畳の狭い部屋が、体感で8畳くらいに感じます。
「部屋、こんなに広かったっけ?」と感動すること間違いなしです。



ルンバがコードに絡まって止まるストレスから解放されたのが地味に最高!掃除機をかけるのが劇的にラクになりました。
② 寝ながら映画鑑賞=「人をダメにする最高の贅沢」
レンズをグイッと上に動かせば、ベッドの真上の天井がスクリーンに早変わり。
枕に頭を預けて、重力ゼロで映画を見る…。この「寝落ち映画館」の気持ちよさは、一度体験するともう戻れません。
首も痛くならないし、そのまま眠くなったらリモコンでOFFにして寝るだけ。至福です。
③ 音が「空から降ってくる」不思議な感覚
テレビの「前方から音が来る」感じとは違い、部屋全体が音に包まれる感覚。
特に、焚き火の映像や雨の音を流したときの没入感は凄まじいです。
Harman Kardon(ハーマンカードン)製のスピーカーなので、音質もクリアで心地いいですよ。



朝、目覚まし代わりに「小鳥のさえずり」と「森林の映像」が流れるように設定してます。目覚めが貴族になります。
④ 子供が静かになる魔法のコンテンツ
- 絵本をプロの声優さんが読み聞かせてくれる
- 等身大の動物図鑑が出てくる
夕飯の支度中など、子供にスマホを渡してYouTubeを見せる罪悪感なく、「知育コンテンツ」として大画面で楽しんでもらえます。
4. 結論:アラジンは「体験」を買う家電
PopIn Aladdinを買うメリットを一言で言うなら、 「家がただの居住スペースから、エンタメ空間に変わる」ことです。
- 画質のキレイさなら、4Kテレビの勝ち。
- ゲームのしやすさなら、ゲーミングモニターの勝ち。
でも、「夜、缶ビール片手に天井を見上げて、好きな映画の世界に包まれて寝落ちする」。 このロマンあふれる体験は、アラジンでしか味わえません。
「効率」や「スペック」よりも、「日々の癒やし」や「部屋の雰囲気」を大切にしたい人にとって、これ以上の買い物はないと断言できます!




コメント